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title: 配偶者の年金加算を縮小へ 共働き増加や年齢差夫婦の不公平指摘を考慮
date: 2025-10-09 06:00
categories: 社会, くらし
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厚生労働省は、年下の配偶者を扶養している人の厚生年金の額に加算される「加給年金」を縮小する方針を示しました。これは、共働き世帯の増加や夫が年上で妻が年下といった年齢差のある夫婦が受け取れる制度の公平性を欠くとの指摘を踏まえた対応です。
配偶者加給年金は、主に年上の夫が年下の妻を扶養している場合に支給される年金額の加算制度ですが、時代の変化に伴い共働き世帯が増え、配偶者の扶養状況や年齢差のある夫婦に対する扱いに課題が浮上していました。
厚労省は2028年度から、この配偶者の年金加算の縮小を検討しており、制度の見直しにより公平性の向上を図る予定です。具体的な変更内容や影響については今後詳細が発表される見込みです。
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